2014.06.21
報告が遅くなってすみません。
位田です。
先日友人2人と小川山にフリークライミングに行ってきました。
もしかしたら午後から天気が崩れるかもしれない可能性を抱えながらも、日帰りで強行してきました。
結果的には午前中は晴れ、午後からは曇りで、途中パラついた気配がしなくもなかったですが、丸一日登ることができました。
エリアは、友人二人は小川山が初めてだということで、アプローチの短いスラブ状岸壁にしました。
ここは私にとってはクライミングを初めてまだ2ヶ月ぐらいの頃に連れてきてもらって以来の再訪でもありました。
岩場は日曜日の雨予報のせいなのか、とても空いていて、午前中は私たちのほかに1パーティー、午後から入れ替わるように1パーティーが来られていて、自分たちのペースでゆっくり楽しむことができました。
いつもは自分よりもよく知っている人と一緒にしか行ったことのない小川山ですが、今回は自分が頑張らなくては、ということで、自分なりに色々とためになった一日でした。
メンバーが女子ばっかりだったせいか、行きの車も岩場も帰りの車もひたすらしゃべりっぱなしの17時間で、その間にチョロチョロと登ってきた感じです。
それにしても、やっぱりスラブは面白いです。
シーズンが始まって小川山に行き出すと、やっぱりもっともっと小川山に行きたくなってしまいます。
おわり。
2014.06.18
1皮です
しばらく前になりますが
岐阜県の鷲ヶ岳に行ってきました
朝から雲行きが怪しかったですが
幸いにも途中では降らず
車に戻ったら雨粒が落ちてきました
林道が稜線付近まで続いていて
あまり面白くありませんでした
鷲ヶ岳高原ホテルの先林道(標高870m)4:30~5:35頂上(1672m)5:45~6:25林道
前の山を覆う雲がうねっていました
2014.06.18
位田です。
いつもならフリークライミングに行っているであろうこの微妙な季節ですが、貴重な土日の連休を近場フリーに充てるのはどうしても勿体ないと思ってしまい、今後の夏山シーズンに向けての体力づくりと称して北穂高沢へ行ってきました。
3年前に一度行ったことはあるものの、今回は単独だったので、不安と緊張の2日間でしたが、幸い天候には恵まれて、無事に山行を終えることができました。
1日目
上高地7:00→涸沢14:00
梅雨の合間でもあり、6月という微妙な時期でもあり、上高地はガラガラでした。
天気は思っていたほどよくはなく、晴れ~曇り、風が思いのほか強かったのですが、天気図では翌日はもう少し風がましになるはずだと思い、まずは涸沢までは行ってみよう、と歩き始めました。
本谷橋を過ぎてもところどころ雪が残っていたものの、しっかり夏道がでており、ようやく2000m付近で涸沢まで続く残雪の道になりました。
涸沢といえば、ひしめき合うテントの光景しか見たことがなかったのですが、この日は11張しかなく、とても空いていました。
夜には風も止み、翌日の好天を期待しながら眠りにつきました。
2日目
涸沢6:00→北穂高岳9:00→涸沢12:30→上高地16:30
0時を過ぎたころ、体を押さえつける何かに気づいて目を覚ますと、強風で体にテントが押し付けられていたようです。
そこからは風の音が気になって、うつらうつらしかできず、日の出を迎えました。
モルゲンロートに染まる涸沢はとても綺麗でしたが、この時間になっても風は弱まらず、下山しようと諦めながら荷物をまとめていましたが、5:30頃になって、ずいぶんと風が弱まってきました。
「この天気で登れないようならこれから先きっと私はどこも登れないだろう」、と弱気な自分を奮い立たせ、本来は4:00出発の予定を2時間繰り下げ、6:00に北穂高沢へ向かうことにしました。
初めのうちは、まだ雪が締まっており、アイゼンもよく効いていたのですが、日当たりがよいせいか、8:00を過ぎるぐらいからどんどんグサグサになってきて、登るのが辛かったです。
無事に北穂高岳北峰に到着、頂上はもう雪が残っていませんでした。
しばし休憩したあと、涸沢までの下山を開始しました。
雪の状態はグサグサだったので滑ってもすぐに止まるのですが、登りの時に滑落する人を目撃してしまったせいで、怖々でしたが、「チキッたらあかん!」と数回叫び、またまた自分を奮い立たせました。
初めのうちは歩行訓練だ!と思いながら歩いていましたが、最後には時間に追われてしまい、結局シリセードも交えながら涸沢まで下りてきてしまいました。
下山の途中大きく右に曲がって涸沢が見えるあたりで、一瞬ガレ場を通過した時に方向を間違ってしまい、気づくと大滝が右前方に見えてきたため、登り返してゴルジュに戻る、というアクシデントはありましたが、なんとか涸沢に下りてこられました。
ここでアイゼンを外し、急いでテントを撤収し、上高地までの下山開始です。
本谷橋でのんびり休憩していたときに時間を勘違いしていたことに気が付き、そこからは帰りの終バスに間に合わせるために必死でした。
無事に終バスにも間に合い、山行終了となりました。
夏山に向けての体力づくりとは言ったものの、目一杯時間を使ってしまいました。
入会して初の山行が、残雪期の単独でご心配をおかけしました。
体力も技術も知識もまだまだ全然ですが、晴れ力だけは持っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
2014.06.16
お疲れ様です。吉川です。
鈴鹿の沢を遡行してきました。半日の山行だったはずなのに、わりと大きな充実感を得ることができました。
*日時:2014/6/15
*山域:雨乞岳
*ルート:愛知川水系 渋川
*メンバー:早戸、吉川
*時間:8:15愛郷の森→8:30入渓→10:30林道?との交差地点(終了)→もと来た沢を下る→12:00?下山完了
*報告:
朝6時に春日井を出発。天気が良くて非常に暑い一日になりそうだ。いつもなら気持ちが萎えるところだが、今日ならいくら暑くなっても良かろう。
愛郷の森の管理棟で、沢登りをするので駐車しても良いか尋ねたところ、OKとのこと。夏休み期間中は駐車料金がかかるようだ。
ヒル対策に好日で買った「ヒル下がりのジョニー」を身体中にふりかけて出発。
林道を少し歩くと、すぐに沢にでたので適当なところから入渓。
最初は単調。いくつかの堰堤を越えると、3mの滝。早戸さんがトップで登る。濡れたくないので右側をへつるように登った。悪い。濡れても良ければ滝を横切って奥の凹角を登るのが簡単だろう。しかし濡れたくなかったのはここまで。
次は2段8m。
僕は迷わず右岸から巻くつもりだったが、ここはさすがの早戸さん。滝身の左側の直登を選択。一段目はハーケンを打ちスリングをかけてA1でマントル気味に突破。二段目はフリー。プロテクションの回収があるので僕も行くしかない。しかしよく考えたら、これではハーケンが回収できない。というか一段上がったら、スリングの回収すら届かなさそうだ。いろいろ考えたが、どうしようもなく、まあ下山路は沢沿いなので下山時にでも回収しようと思い僕もA1。いま思えばロープを固定してもらえば良かった。この滝の落ち口にはハンガーボルトが二本打ってある。沢でハンガーボルトを見るとは…
小さな滝をいくつか越えて、3mの滝。
右側を僕がトップで。右手は浅いポケット。左足を高く上げてフェルトソールのつま先をスラブに乗っけて…普通のボルダーっぽい登りで突破。
そこを越えると左側から3段40mの滝で支流(滝谷?)と出合う。右の本流にいくと3m滝。左岸側にはA1用の残置スリングが垂れ下がっている。ボルトもスリングもボロボロ。それに乗ったとしても、とても登れる気がしない。というわけで早戸さんは右岸の凹角を登って、そこから落ち口にジャンプ!僕は残置スリングに乗って、あとはゴボウで。
さらに小さな滝をいくつか越えると、橋が上にかかっており、そこが終了地点。入渓から2時間。あっけなく終了。でもいろいろやったので、意外と充実。
時間もあるし下山は同じ沢を下ることにした。これで残置したスリングとハーケンも回収できる。
下山はウォータースライダーをやったり、適当な岩でボルダーをやったり、水泳用ゴーグルで水の中を覗いて、「お、魚がいる」等々…完全に夏休みの小学生状態。た、楽しい…
しかし、核心は最後に訪れる。
下山後の駐車場は早朝とは打って変わって家族連れで賑わっており、この場で全て脱ぐのは流石にムリ。結局下着を替えるのは諦め、そそくさと車に乗って帰宅した。
渋川は人気の沢らしいのですが、天気が良かったにもかかわらず意外にも貸切状態でした。気温も高かったし、心配していたヒルにも会わず最高でした。
久しぶりの沢としては良いスタートでした。また行きましょう。
以上。
2014.06.14
お疲れ様です。吉川です。
早戸さん、会員外のKさんと三人で穴毛谷の第一岩稜を狙いましたが、天候不良で登らずに敗退しました。
*日時:2014/6/7~8
*山域:笠ヶ岳穴毛谷
*ルート:四ノ沢第一岩稜(取りつかず)
*メンバー:早戸、Kさん、吉川
*時間:6/7 10:00ニューホタカ付近(左俣林道)→12:30四ノ沢出合→13:00ピナクル尾根末端(幕営地)
6/8 5:50出発→7:40下山完了
*報告:
天気予報はそれなりに良いはずだった。
土曜日の朝はいつもよりゆっくりとした出発。早く出発したとしても、その日中に岩に取り付いてしまっては時間が足りなくなる可能性が高いため、初日は四ノ沢までの短い行動になる。
出発して20分ほどは林道歩き。堰堤が上流に向かっていくつも行く手を塞いでいる。橋を渡ってガレ場を登るとそのうちの一つの堰堤の上に出た。
ここは右岸に渡るしかない。靴と靴下を脱いで雪融け水の冷たさに顔をしかめながら渡渉。冷水が足に突き刺さる。
さらに数個の堰堤を越えると、雪渓に出た。雪渓は見事に繋がっており、最終的には四ノ沢出合を過ぎて、幕営地までずっと雪渓の上を歩けた。
四ノ沢の雪渓は、尾根の末端等以外の場所では無数の石で真っ黒に見え、落石の多さを物語っている。
ピナクル尾根の末端に到着したところで、早戸さんと僕は、さらに上流に幕営適地が無いか探しに出かけたが、良いところが見つからず、結局ピナクル尾根の末端を幕営地とすることにした。
テントを張って中に入ると、はかったように雨が降り出した。なかなかの雨脚だ。ニワカ雨だろうとタカをくくって、宴会をはじめたものの、夜になっても止む気配は無く、敗退ムードが漂ってきた。そのムードに比例して宴会の盛り上がりもかなりのものになってきた。時折聞こえる岩雪崩の轟音に震えながらも楽しい夜を過ごした。
19時過ぎに就寝。
日曜日は3時起きの予定だったが、目覚めて雨音を聞いた瞬間に二度寝が確定。
ゆっくりと朝食を摂り、ゆっくりテントを撤収して、早朝には下山完了した。
例によってネタだらけの山行で、いろいろと面白い事もたくさんあったのですが、ここには書かないので、興味があれば誰かに聞いてください。
以上。
2014.06.14
岩佐です。
曽我さんと鳳来に行くはずが、幻の第二東名(透明?)高速を求めて気が付いたら松平ICに来てしまい、時間短縮となるはずがかなりの時間をロス。やむを得ず鳳来はあきらめ、天下峯に転進しました。
高速のお蔭で5時45分には天下峯着。6月に天下峯に来る物好きクライマーはいないため、岩場は貸切でした。
ただ、今年は毛虫が異常発生しており、ホールドやスタンスに陣取っているおびただしい数の毛深い虫たちには閉口。夏の厳しいコンディションでのカチやつぶつぶスタンスに、登りながら岩にはり付いた毛虫を除去するという更なるハンディが追加され、なかなかに厳しいクライミングとなりました。ただ、今日は6月にしては空気がカラッと乾燥しており、8時頃まで日陰は涼しくて快適でした。二人なので、のんびり休憩しながら登っても午前中だけでまあまあ本数を出すことができ、12時半には撤収しました。
2014.06.04
1皮です
焼岳に行ってきました
1700~2000m位まで雪が残っていて何度も道に迷い
中尾峠手前では雪をたどって変な方向に行ってしまい藪こぎを余儀なくされました
北アはトレランにはまだ少々早いようです
中尾峠からは砂埃の舞う急登
頂上ではライチョウのつがいが出迎えてくれ、癒されました
ちなみに、この山も走れるところは少ないです・・・
奥飛騨温泉郷中尾の京大砂防観測所前駐車場標高1150m 4:30~6:00中尾峠2050m 6:10~6:40頂上2455m(ライチョウ撮影タイム)7:00~8:05駐車場
中尾峠手前。雪がべったり
ライチョウのつがいのオス。足環をしてます
頂上から見る槍穂。手前は、越えてきた焼岳北峰。
噴気孔からガスが上がってます