2016.07.25
最近、台高ばかり行ってる1皮です
今度は野江股谷に友達と行ってきました
絵馬小屋谷の林道終点8:00~14:30野江股ノ頭14:50~16:30林道終点
蓮川にある蓮ダム左岸の道から橋を渡り、絵馬小屋谷左岸の林道へ
林道は1キロ強と短いが、崖からの落石が多く、路面もがたがたで気が抜けない
終点には、車が3台ぐらい止められる広場がある
防寒ウェアを着込んで入渓。すぐに小さな滝が続くようになる
ちょっと歩くと、周りが薄暗くなってきた
最初のゴルジュだ
まだ姿は見せないが、滝が奥の方でゴウゴウと音を立てている
小さいながらも釜を泳ぎ、曲がったゴルジュを行くと
圧倒的な滝が落ちていた。水は白濁していてやばい感じ
危険と美しさはいつも紙一重ですな
思わず見とれ、滝に打たれて修行してみた
ここからは登れないので、一旦戻って、左から巻く
適当なところで河原に降り、再び遡行を始めると、またゴルジュ
鋼鉄製のような堅い岩盤が狭まり、折れ曲がった先で轟音を立てている
歩いて進めるほどの浅いゴルジュを進み、折れ曲がった奥をのぞくと
白い帯のような斜瀑が落ちていて、左奥の岩盤にぶち当たっている
岩盤は丸くえぐられ、もし中に入ったら水圧で永遠に出てこられないだろう
造形美に思わず見とれた
そこは右巻き。でも左巻きもできそう
小さく巻いて降りた先もゴルジュ
左に曲がるところに、5m位のチューブ状の滝がある
ステミングで登れるか挑戦してみたがドボン
ツルツルで無理っす
その先もチューブ状
出だしの傾斜がやや弱く、素直に登れた
ゴルジュを抜けると、倒木ともろい岩が積み重なった崩壊地に出た
数年前の大雨で右岸が大きく崩壊し、ゴルジュごと埋まってしまったらしい
なんともったいないですこと
崩壊地は300~400m続き、再びゴルジュ
そこからは、ほとんどの滝が直登可能
深い釜がなく、落ちたら痛そうなので、慎重にシャワークライミング
間もなく二俣
左俣に行くとナンノ木平に着くはずだが
まだ時間が早いし、頂上に行きたいので本谷(右俣)に進む
小さな滝を越え河原を進むと、突っ立った2段の滝に出た
左から大きく巻いた
稜線が近づいてきたら、右と左に巨木が出迎えてくれた
左は特に大きく、直径3m以上はありそう
帰り道で見たナンノ木平のナンノ木より遙かに大きい
Kさんはほおずりして、巨木に癒やされていた
巨木から右手に見えるルンゼを直登し支尾根に出て、頂上まで間もなくだった
三角点と、昨年7月から行方不明になっているという人の友人が立てた石碑があった
帰り道は、テープに導かれ、尾根を東へ
1226mピークから北の尾根を降り、途中から急斜面の踏み跡へ
滑りやすくて暑くて難儀した
【今回のヒル被害】首1カ所。ドラキュラにかまれたような赤い2つの点が残った。靴下を塩水で濡らしたおかげ(?)で、脚の被害はなかった