愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2014.07.24

ミヤザキです。7月22日に鈴鹿の渋川と藤川谷の沢登りダブルヘッダーをやってきました。メンバーは千種の怪人こと保坂(旧F田)、そして松方○樹ばりに世界を釣る釣り師・Wくんの3人。

2人は沢登り初めてで、僕は2度目。いい意味でも悪い意味でもフレッシュなパーティーとなりました。

 

【渋川】 愛郷の森P8:40-9:00二段8mの滝-終了点の橋10:40-愛郷の森P11:00

最初の河原歩きの時点で、「やべー!沢登り楽しい!もっと早く始めておけば良かった!」とさわぐ保坂。うざいくらいテンション高い。

そんなんだから、滝に出くわしただけでこのテンション。

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さらに鹿の骨?を見つけてガブリ。

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最初の3m滝はステミングでサクッとクリア。

問題はその上の2段8m滝。

テンションが高まって踊り出す保坂…ではなく、真剣なオブザベーション。

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その甲斐あって、フリーで抜けた。

さすが、人間性はともかくクライミング力は疑いようがない。

1段目が終わってナッツでランナーを取る。実は2段目のほうがやらしい。

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次々と現れる滝をフリー&シャワーで抜ける。

じゃんけんで負けた人がオンサイトトライをするルール。

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ミヤザキが激流に押し返されて落ちた滝をパワーで登る保坂。

写真をチェックし、「ほら見て、ウェアが透けて筋肉もりもりっしょー!」と喜ぶ。

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個人的にここが一番難しかった。ツルツルのU字凹角の滝のなかをニーバーとかいろいろ駆使しながら粘ってオンサイト突破。渾身のガッツポーズで後続を促したら、横のスリング下がってる壁をフリーで登ってきやがった。オノレー。

 

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そんなこんなで午前の渋川はあっさり終了。駐車場に戻って服を乾かしながらカップラーメンを食べ、藤川谷に移動。

 

 

【藤川谷】 藤川橋11:50-崩壊地12:10-10m滝13:00-遡行終了14:00-藤川橋14:40

藤川谷は日本庭園のような美渓、とどこかのサイトに書いてあったので期待したのだが、なんか様子が違う。

枯葉が堆積しているし、水量もかなり少ない。コケやぬめりも多く、歩きづらい。特に赤いぬめりのついた岩はラバーソールのフリクションを無効化する極悪トラップ。

ちょっと登ると、その理由がわかった。

倒木が折り重なって谷を塞いでいる。そこをくぐり抜けて登ると、

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右岸の斜面が大崩壊。沢を完全に埋めている。これが荒れた原因だった。

どうも3連のナメがあった場所っぽい。
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とりあえず右側にひとつ残ったナメがあって、そこから遡行を再開できる。

そしてようやく滝が現れ始める。

じゃんけんで負けた保坂。

リーチいっぱい、ガバを取れるかどうかが勝負。

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水泳からのボルダー滝が続く。

またもじゃんけんで負けた保坂。

この4m滝はなかなかの難課題。さすがの怪人も苦戦か…??

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奮闘の様子は動画でどうぞ。

http://youtu.be/M0F5haJtA3E

ここはミヤザキが会心のフラッシュクリア。とあるホールドを見つけられるか、直感と観察力がポイント。面白かった。

これが終わると、どう考えても登れそうにない10m滝が出てくる。

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怪人・保坂はなんとか登ろうとするが、立ってるし、濡れてるし、逆層。

この日の2本の遡行で唯一登れなかった滝。左岸を高巻き。

そこから1時間ほど遡行して、2つほどボルダーっぽい滝を登ったものの、流れは次第に緩やかに。滝も出てこなくなったので、このあたりで遡行を打ち切ることに。標高580mくらいのところ。

右岸を少し上ると、すぐに変な名前の山・日本コバに続く登山道に出た。3人でこの日の健闘をたたえ合い、記念撮影。

ミヤザキ「日本コバっぽいポーズして」

保坂「日本コバ!!」

Wくん「………」

2014-07-22 14.03.16

40分弱で登山道を下って、藤川橋に到着。

心配していたヒルはW君のゲイターの内側に一匹隠れていた。タイツをはいていたので吸血はされず。ミヤザキはヒル下がりのジョニーを念入りに塗ったので大丈夫。怪人・保坂は一番無防備な服装だったにもかかわらず被害なし。ヒルも避けたい何かを分泌しているのだろうか…。

ともかくわいわい楽しい初心者沢登りでした。

2014.07.24

岩佐です。

 

21日の海の日に、1皮さんと笠ヶ岳穴毛谷に行ってきましたので報告します。

新穂高深山荘P 02:30 -05:00三ノ沢出合05:30 -09:15稜線09:20 -縦走路09:45 -12:57槍見登山口

前日の22時に名古屋を出発。途中で雨が降って岩場のコンディションが心配になったが、敗退覚悟で取り敢えず現地に向かった。深山荘の無料駐車場は、3連休のためほぼ満車状態。お天気が今一つだったのに、この車の数には驚いた。準備をしてヘッデンを点けて出発。

林道から外れて、左俣の河原をトレースを辿って進むと、途中からトレースが消えてしまい藪漕ぎとなった。雨(夜露?)に濡れたブッシュのお蔭で直ぐに服がベタベタに濡れてしまい気持ちが悪い。水量が多いため最初の堰堤は裸足になって右岸に渡り、その後も藪漕ぎしながら3つほど堰堤を越えて本谷を詰めていく。四ノ沢出合(実は三ノ沢出合)で雪渓を渡ってガレた沢に降り立った。地図や周りの地形を見て「何となく違うかなあ。。。」と半信半疑ながらも、出合いからは上の様子が良くわからないため、取り敢えず少し登ってみようということになった。

ガレが堆積した沢は浮石だらけで非常に歩きにくく、その分余計な体力を使って疲れる。四ノ沢であれば、出合から230m位登ったあたりで二股となっている筈だが、登っても登っても二股分岐はない。(そりゃそうだ。) 300m程登った辺りで「やってしまった…」と思ったが、時既に遅し。しかし、こんなこともあろうかと三ノ沢ルートの情報を持ってきていたため、本来登るはずだった四ノ沢第二岩稜から沢登りに変更して、そのまま三ノ沢を詰めることにする。

Anagedani3nosawa1三ノ沢出合

雪渓を越えると二俣下に到着。二つのルンゼはどちらも短い滝がある。左は滝が2本。階段状になっていて簡単そう。右のルンゼを詰めることにするが、触るとガラガラと崩れ落ちる脆い岩には閉口した。若干かぶり気味で少し悪いため、1本目と3本目はロープを出してもらう。1本目の滝の上には残置ハーケンがあった。

001

Anagedani3nosawa3左俣

Anagedani3nosawa4右俣1つ目の滝

Anagedani3nosawa53つ目の滝

 シャワークライミングで三本の滝を登ると、見た感じはとても気持ち良さそうな草原地帯に出た。しかし、登ってみると浮石も多く、結構不安定な草付き。暑さとしつこく寄ってくるうるさい蝿に耐えながら、漸く稜線に出た。稜線からは巨大這松帯の藪漕ぎで縦走路まで下り、ほっと一息。さあ、ここからは楽チンハイキングだ!と思って喜んだのもつかの間。歩きにくいことこの上ない道で、お気楽ハイキングからは程遠い。どうりでハイカーが少ないわけだ。槍見に下るまで、我々以外には3人しか見かけなかった。

Anagedani3nosawa63つ目の滝上から登ってきた沢を見下ろす

 槍見登山口に着くと、元気一杯の1皮さんが深山荘に車を取りに行って下さり、私はストレッチをしながら荷物と一緒に車を待つ。平湯の森で温泉に入って汗を流し、下道で帰った。

たぶん登った人はとても少ないであろう三ノ沢は、延々と続くガレ場の後に少しだけ滝登りがある地味なルートでした。しかしながら、稜線まで抜けることも出来たし、雷鳥岩~クリヤの頭周辺では迫力のある岩場を見ることもでき、何よりも穂高のような混雑が無く静かな山を満喫できたので、これはこれで面白かったです。もう一度行くかと聞かれれば、。。。ですが。

 

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